オヤジのテニス！意外に多いオーバーネットの反則

ダブルスの試合で「オーバーネット」の反則は、ネット近くでボレーをする時によく見かけますが、相手側で「オーバーネット」をコールしている人は少なく、しっかりとジャッジしたいところではあります。

しかし、セルフジャッジの試合の場合、「タッチネット」のように、明らかにネットに触れた音が聞こえるプレー（反則）のほうが、コールし易いのは確かですね。

ダブルスの前衛ポジション時に多い

ダブルスの試合中に、前衛のポジションにいるプレイヤーがネットにベタ詰めしているケースで、そのプレイヤーがボレーをする際に「オーバーネット」の反則をし易いので注意が必要です。

ネットにベタ詰めしている状態では、当然ながらネットとの距離も近く、手を伸ばしただけでもネットを越えてしまいそうな人もいます。さらに、アングルに角度を付けたボレーで決めようとした場合、ネットより相手コート側で打ってしまい「オーバーネット」している人が多いですね。

残念ながら、「タッチネット」は反則と知ってはいるが、「オーバーネット」は反則ではないと思っているプレイヤーも多いのではと感じてしまいます。

インプレー中に相手からのボールをネットを越えた地点（相手側のコート内）でノーバウンドで打つ、または故意でなくともノーバウンドでラケットに触れてしまうと「オーバーネット」の反則になります。

ラケットや身体の一部がネットを越えていても、ボールとラケットの打点の位置がネットより後方（自身のコート内）であれば、「オーバーネット」にはなりません。

オヤジはダブルスの試合でも、ネットにベタ詰めするポジションをするほうではないですが、ネット際の短いチャンスボールを前に詰めてボレーするような時は「オーバーネット」や「タッチネット」には気をつけてプレーしています。

稀に、強いスピンが掛かったボールが自身のコートのネット際に落下した後に、バックスピンで相手コートに戻る時がありますよね。

このボールについては、自身のコートに落下（ワンバウンド）しているので、ネットを越えた地点で打つことができます。「オーバーネット」は相手からのボールをノーバウンドで打つ時の反則です。

但し、ラケットや身体の一部、ウェアなどがネットに触れると「タッチネット」で失点してしまいます。ネットの下部を足で踏んでしまっても同様です。

2020年11月21日

2020年11月25日