オヤジのテニス!フットフォールトの反則
大会に参加すると色々な方とお会いでき、毎回楽しくプレーさせて頂いています。
大会には変則な打ち方をされる方や変則なポジショニングをされる方などが居て、日々勉強させて頂いています。
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フットフォールトの反則
試合をしていて、最も多い反則が「フットフォールト」ではないでしょうか。
「フットフォールト」とは、サーブの動作を開始してから打ち終わるまでの間に、ラインに触れるか、またはラインを越えて着地した状態でサーブを打つこと。但し、空中で越えている間は「フットフォールト」になりません。
テニスを始めて、サービスを教わった時にフットフォールトは反則と教わっているはずなんですけど、平気でフットフォールトしている人が多いですね。反則だと認識していないプレイヤーが多いことに驚きさえ感じます。
また、余程角度を付けたサーブを打ちたいのか、サイドラインの外側からサーブを打ってる人を時々見かけますが、センターマークとサイドラインとの間からサーブを打たなければなりません。
「フットフォールト」のひどい人になると、コートの中に完全に1~2歩入ってサーブをしている人もいますね。
そういう人ほど、サーブに自信?があるのか、良いコースにサーブが入ってポイントを取ると、「どや顔」してる人いませんか?
「どや顔されてもフットフォールトの反則ですから」って、オヤジはいつも思ったりしてます。
試合でのフットフォールトへの対応
セルフジャッジの試合では、フットフォールトの判定をできるのはロービングアンパイアとのこと。
相手のフットフォールトがひどい時は迷わずロービングアンパイアを呼んでジャッジしてもらいましょう。
ロービングアンパイアの居ない大会では、大会運営側の責任者やレフリー担当者などに相談します。
対戦相手には「フットフォールトがひどいので、以降改善されなければロービングアンパイアまたは大会運営側に見ててもらいます。」ぐらいの一言は伝えても良いかも知れませんね。
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ATPではチャレンジ採用
2020年からATPで、「フットフォールト」のチャレンジ判定が採用されたほど、深刻な問題なんです。
とは言え、ATPのようなプロの試合で、そうそうフットフォールトを判定される場面をテレビ等で観ることは少ないと思います。ほとんどのプロはルールを守ってサーブしてますからね。
アマチュアの試合、ましてやセルフジャッジの試合では、フットフォールトが反則と思っていないプレイヤーが多いです。このようにATPのようなトーナメントで放送されれば、アマチュアの認識度も上がると思います。
まとめ:コーチやテニス仲間の責任
いつもフットフォールトしている人には、コーチや普段一緒にテニスしている仲間がフットフォールトを指摘してあげるべきと考えます。
ある試合の日だけフットフォールトをしているとは考えづらく、フットフォールト癖のある人は普段からフットフォールトをしているはずです。親しい仲間が指摘して、反則癖を直してあげましょう。
何度も言いますが、反則ですから。
パートナーにフットフォールト癖があると、試合の終盤や緊迫したポイントで一言言われたり、ロービングアンパイアを急に呼ばれたりして、プレッシャーをかけてくる対戦相手も居ると思います。そうなるとフットフォールト癖のある人とはダブルスの試合で組づらくなりますよね~。
テニス仲間が指摘してくるのは友情だと思って、指摘された側も謙虚に受け止めて、「フットフォールト」を無くしましょう。