オヤジのテニス!プレー中の落し物にレット
今回は落し物について。
オヤジの友人も還暦世代が多く、テニスの後に着替えや水筒、ラケットなども置いて帰ってしまう人もいます。決まって同じ人が忘れ物しますね。
今回は落し物と言っても、試合会場に忘れた水筒などの「忘れ物」拾得物のことではありません。
テニスのインプレー中の落し物です。
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プレイヤーがラケットを落とした場合
インプレー中に相手のプレイヤーがラケットを落とした場合は、「レット」をコールせずにそのままプレーを続けます。相手もラケットを拾ってからプレーを継続をすることができます。ラケットに付けている「振動止め」もラケットの一部と見なし、「振動止め」を落としても「レット」にはなりません。
相手のプレイヤーの靴(テニスシューズ)が脱げてしまった場合も同様で、「レット」にはなりません。当然ですが、自分自身の靴(テニスシューズ)が脱げてしまった場合も「レット」とコールしてポイントのやり直しはできません。
オヤジの友人にも、ラケットを頻繁に落とす人がいます。落とすと言うよりはスイング中に手から離れてしまっています。手の汗のせいか、脱力ショットのせいなのかは不明ですが、投げ飛ばしてしまっていますね。近くにいると危ないですよ~。
プレイヤーがポケットからボールを落とした場合
サーバーは2ndサービス用のボールをポケット等に入れていますが、もしもインプレー中にボールを落とした場合は相手から「レット」をコールされます。その試合の1回目の「レット」の場合はポイントのやり直しとなりますが、2回目の「レット」からは失点(相手のポイント)になります。
サーバー以外のプレイヤーでも、1stサーブがフォールトであった場合、ボールを拾い上げてポケットに入れた時点で、そのプレイヤーの持ち物になり、その後のインプレー中に落とすと同様に「レット」の対象になります。
1stサーブがフォールトであった場合、ボールを拾わずにコート上に転がったままにしておくと「石ころ」と同じ扱いになり、プレイヤーの持ち物とはならないようです。 但し、インプレー中に転がっているボールが邪魔になり、退かそうとする行為が相手への妨害行為とならないように注意が必要ですね。
昔、1stサービスが入ると、持っている2ndサービス用のボールを毎回後ろに投げ捨てる人を見かけたことがあります。意味不明な行動でしたが、たまたまポケットが無かったのでしょうか?「レット」をコールされると失点ばかりになってしまいますね。
プレーヤーが身に着けていた物を落とした場合
ボールと同様に帽子やサングラスなどプレイヤーが身に付けていたモノをインプレー中に落とすと「レット」の対象になります。
風の強い日などは帽子を落とすことが多く見られますが、「レット」をコールされると2回目から失点になってしまいます。
また、帽子やサングラスなどの落とし物をしたプレイヤー自身が「レット」をコールできません。
失点は2回目の「レット」から
帽子やボールを2回落としても、1回目に「レット」のコールが無かったら、次の「レット」が1回目になります。ダブルスの場合はパートナーと合わせて2回目から失点ですから注意してください。
1回目の落し物から失点するケース
ラケットや振動止め、帽子などが、ネットやネットポールに触れた場合は、「タッチ」や「タッチネット」とコールされ、タッチネットと同様な扱いになり失点します。
また、ラケットや振動止め、帽子などがネットを越えて相手のコートに落下・侵入した場合も、相手のプレーの妨害行為と見なされ失点します。
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